八丁堀校は、東京都中央区京華スクエア(旧京華小学校)の3階部分を活用して開校されました。京華小学校は、存続していれば創立100周年を超える伝統があり、建物も昭和初期に完成した建築物で随所に当時の面影を残しています。廃校小学校を大学の生涯学習機関が活用する例は全国でも異例のケースです。小学校時代に学んだ教室に何十年ぶりかに戻り、生涯学習の講座を学ぶ、そんな受講生の光景も見られます。
オープンカレッジの特徴八丁堀の地域・文化をふまえた講座を中心に、年間約500講座を設置しています。講座は次の6つのジャンルにわけて構成しています。昼間は歴史・文学などの教養を学ぶ講座を中心に、夜間はビジネススキルアップ講座や語学講座を中心に開講しており、特に夜間はお勤め帰りのビジネスパーソンが多いことが八丁堀校の特徴でもあります。
◆江戸・東京
日本橋、銀座、京橋、新富町、築地などに隣接する八丁堀は、江戸に幕府が開かれた時代から庶民に親しまれてきた地域であり、与力・同心の組屋敷が置かれていたことでも知られています。
東京は1960年代に入るまでは、堀や川、運河が縦横にめぐっていた土地でした。そうした地誌、土壌を背景に、江戸・東京は、京都・大阪などの上方に対し、独特な文化を形成してきました。しかし今日では、その地域にはぐくまれた風土や文化が見失われ、希薄化しつつあります。
江戸・東京の地誌、文化とはどのようなものだったか、こうしたことを知るのは、私たちの足元をみつめ、21世紀の日本を考えるうえでも重要なことなのではないでしょうか。
そのため江戸・東京のジャンルでは「歴史」「演劇・映像」「芸術」「文化」「建築・庭」などのテーマに分け、従来にない特色ある講座を提供しています。
◆心と身体のケア
「美しく、健やかな心と身体を作る」をテーマに、バラエティ豊かな実践講座を開講しています。
◆生活
「絵手紙」や「書道」、「資産運用」など、生活がより豊かに充実するための講座を開講しています。
◆総合
早稲田大学の持つ知的財産やネットワークを活かし、「文学」「歴史」「芸術」「宗教」など幅広い分野にわたる教養講座を開講しています。
◆ビジネス・資格
オフィス街でもある八丁堀周辺では、広範な業種の企業にさまざまな職種の方が働いています。主にそのようなビジネスパーソンを対象に、ビジネスの基本をじっくり学ぶものから、より実践的なもの、大学ならではの高度かつ専門的なものまで、幅広いレベルの講座を展開しています。講師は、各分野の第一線で活躍する実務者・研究者です。
◆外国語
“実用的な、使える英語”をキーワードに英語の総合力を高めます。